婚活落ち武者見聞録

日々婚活について感じること呟きます。

婚活アプリと婚活パーティー 恋愛弱者が選ぶべきは?

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こんにちは。Tak Onoです。今回は婚活歴8年の私が恋愛弱者の取るべき婚活サービスの選び方について書いてみたいと思います。結論から言うと私は非モテには婚活パーティーを勧めます。理由は、大きく二つ。①婚活アプリは非モテには圧倒的に不利なフィールドであり、②なおかつ実際に会うまでの不確定要素が多いからです。下記に二つを簡単に比較しましたので順に説明したいと思います。

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参加費用はどちらが安い?

まずは参加費用ですね。どちらがお財布に優しいかです。こちらは圧倒的に婚活アプリに軍配が上がります。"いいね"などオプションの購入によって追加費用がかかる場合がありますが、婚活アプリの場合は月5千円ほどで婚活をすることが可能です。それに対し婚活パーティーの方は1回参加する毎に5千円近い費用がかかります。月4回参加すると2万円です。私がヘビーに通っていた時はパーティー代だけで月4万円もかかっていました。

リーチできる人数は?

こちらも圧倒的にアプリに軍配が上がります。お買い物を例に考えて頂けるとわかりやすいですが、実際のリアル店舗でお目当ての商品を探すよりも楽天Amazonで探したほうが圧倒的に選択肢の幅は広がりますよね?これは婚活も一緒で、アプリの場合極端に条件を絞って人数をフィルタしない限り、数多くの女性にアプローチをすること自体は可能です(反応が返ってくるとは言っていない)。一方パーティーは多くても1度に20-30人くらいの人と一人当たり2-3分会話をすることになりますので1度にリーチできる人数には物理的に制限があります。

婚活に拘束される時間は?

こちらもアプリが圧倒的に有利です。婚活パーティーでは、1-2時間平気で拘束され基本的に遅刻も早退も許されません。きちんと10分前には会場に到着してプロフィールカードを書き終え、進行役が進める通りに女性達の前を2-3分程度で入れ替わり立ち代わり回転寿司のように回っては「はじめまして。。」と同じような話を延々と繰り返すのです。やってみるとわかりますが、この作業は想像よりも疲れます。これに対してアプリであれば隙間時間に女性を検索したり、返信をしたりと好きな時間に好きなだけ活動をすることが可能です。

好みのタイプや相性の良い相手を効率的に見つけることは可能か?

言うまでもありませんがこちらもアプリが圧倒的に有利です。アプリには検索機能があり、これを使えばかなり精緻な検索で年齢や見た目、趣味や性格に至るまで色々と絞り込むことが可能です。対してパーティーですが、「オタ婚」などの特定の趣味を持つ人たちを対象にした企画もあるにはありますが、基本的には実際に行ってお相手のプロフィールカードを見ながらお話をするまでは分かりません。なのでストライクゾーンが極めて狭い方などはせっかく費用と時間をかけて参加しても無駄足になってしまう可能性が高いです。

見ず知らずの相手との接触方法及び接触割合は?

今まで散々アプリ上げパーティー下げをしてきましたが、非モテにとって何故圧倒的にパーティーが有利なのか、こちらで詳しく解説します。当たり前ですが、アプリでは写真やテキストで見ず知らずの相手とやり取りを行い、そこで意気投合した場合に限り約束をしてやっと対面のデートに漕ぎつけることができます。が、パーティーでは最初から「はじめまして。。」と対面でのコミュニケーションになります。実はこの違いが非モテにとってはメチャメチャ大きいのです。一度女性でアプリ登録してみれば分かりますが、男性が想像する以上に遥かに多くのアプローチが女性には来ています(女対男 1対多)。まず写真(見た目)とプロフィール(年収)で返信する価値があるかどうかの選別をされます。次にテキストでのコミュニケーション能力を見られ、ここで盛り上がらなければ対面のデートを取り付けることは難しいです。アプリでは、実際に会うまでに越えなければいけないハードルが二つもあるのに対し、パーティーでは最初から対面でのコミュニケーションで勝負できます。もちろんパーティーでもアプリ同様イケメン(写真)や高収入(プロフィール)に打ち勝つことは困難ですが、一応打席に立つチャンスは全員にあるわけです(女対男 1対1)。そこでは平等に与えられた2-3分間でどうやって自分を相手に印象付けるかが鍵になります。

結論

①何故婚活アプリが非モテには圧倒的に不利なフィールドなのか、それはアプリでは実際に女性と出会えるまでに写真(見た目)やプロフィール(年収)などのどうしようもない要素で無情にも選別されてしまうという現実があるからです。マッチングしないからといって、ここで見た目やプロフィールを盛ることはお勧めしません。そこでついた嘘は必ず後々自分の首を絞めることになります。逆をいえばモテる男性にとってアプリは非常に効率の良い狩場といえるわけです。モテる人間がその機会を最大化できる場所がアプリでの婚活です。我々非モテは常時脇役であり、ビジネスの養分に過ぎません。
②実際に会うまでの不確定要素が多いとはどういうことでしょうか。それは一つに、アプリだと実際に女性に出会えるまでに越えなければならないハードル(写真やプロフィール、テキストコミュニケーションによる選別)が複数存在すること、また、それらを乗り越え実際に会えたとしても所詮は今の時代いくらでも加工可能なデジタル写真と非言語的な情報が皆無のテキストコミュニケーションですので、会う前に思い描いていた人とは全くの別人だった(悪い意味で)ということが往々にして起こりうるということです。「もしパーティーで出会っていたならスルーしていただろうな。。」と感じる方と何週間もアプリ上でやり取りをした上さらには休日を共に過ごすという本末転倒な事態になりかねません(相手も同じことを感じていた場合、双方にとって時間とお金の無駄になります。)

以上の理由から私のような非モテには圧倒的に婚活パーティーをお勧めします。

"婚活"という不毛な活動を8年以上続けてた男の末路

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はじめまして。Tak Ono (35)です。Hatena Blog初心者ですが、自己紹介を兼ねて一番最初はこの話題に決めました。これといって趣味の無い私はかれこれ10年近く"婚活"というクソゲーに課金し続けてきました。


恐らく今まで500万以上は婚活関連で使っていると思います。そして今私の手元には何も残っていません。楽しかった"思い出"すらもありません。あるのはただひたすらパーティに通いつめ"ガチャ"を繰り返した不毛な日々です。"将来後悔をしないために"とパーティに通い続けた日々はいつのまにか私を"婚活が趣味のつまらない男"へと変えていました。

 

婚活市場には業界の"養分"と呼ばれる私のような男性が数多くいます。
顔の無い彼らは一抹の希望を胸に安月給から婚活費用を捻出しては業界に搾取され続けています。「宝くじが馬鹿の税金」とはよく言ったものですが、「婚活費用は非モテの税金」といったところでしょうか。私たち"恋愛弱者"をカモにし搾取し続けるこの業界が私は大嫌いですが、皮肉なことに彼ら無しでは女性と出会うことすらできないのです。

 

ここまで恨み辛みばかり書いてきましたが、モテない男性だけがこの業界の被害者だというつもりはありません。(費用的な面で言えば一理あるかもしれませんが。。)かくいう私も数少ないながら女性からアプローチされたことがあります。ですが、辛いながらも私は数多くの女性が私にしてきた"仕打ち"をその女性にしてしまいました。そう。これは誰が悪いわけではなく、仕方がないのです。興味の無い相手には思わせぶりな態度を取らないことが優しさであり、初対面の相手ならなおさらです。ただ、好意を見て見ぬふりをすることは自分がそうされるよりも辛く、これを繰り返していくと"心"が段々と消耗していきます。お金と時間を使って週末に自ら辛い思いをしに行くというドMな行為を繰り返し、止めたくても他に趣味も無く暇な時間に辟易して結局またパーティに繰り出すという悪循環から抜け出せなくなっていました。

 

大学進学を機に上京してから十数年が経過したとき、とうとう私は鬱になりました。以前は楽しみにしていた週末も息苦しくなり、会社でもあまり人と話さない私は気づけば自分の居場所を失っていました。いや、社会のどこにも見つけることができなかったのです。仕事を辞め故郷の北海道へと逃げ帰ってきたのが3年前のことです。

 

"婚活"という言葉が市民権を得てからもう20年は経ったでしょうか。婚活サービスは多様になり、業者も飛躍的に増えました。彼らのサービスのおかげで、今までは袖振り合う中でしか選べなかった相手も格段に出会いの幅は広がったように思います。ですが、依然として上昇し続ける未婚率を鑑みると果たして婚活サービスは私たち独身を幸せにしたのでしょうか。もちろんこのようなサービスを利用し幸せになられた方々が一定数いらっしゃるのは事実です。が、私のような"恋愛負け組"がこの業界を支えているのも紛れもない事実なのです。